自分をご機嫌にするヒント

人生にはデコボコがつきもの。自分をご機嫌にする方法を見つけて、楽しく生きるヒントをご紹介。

お友だちが詩集『小さな幸せ×1000=大きな幸せ』を出版されました

テレビを見て
思わず笑ってしまったこのとき

今日の空が
いつもより青いと気づいた
今このとき


大好きな人が
そばにいる
今このとき

当たり前の日常から
小さな幸せ
いっぱい感じて
いっぱい いっぱい
心にとめて

『小さな幸せ 大きな幸せ』より

 

 
以前から交流の深いブロ友さんが、この度、詩集『小さな幸せ×1000=大きな幸せ』を自費出版いたしました。発売日は令和元(1)年11月1日。まさに今日です。しかも『1111』のゾロ目。表紙の装丁や本編に挿入されている絵も、ご本人によるもの。

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彼女は、中学時代から地道にコツコツと書き溜めていた作品を、いつか世に出したい! ずっと夢みていたそうです。
     
コンテストで入賞し、商業誌で華々しくデビューを飾り、作品を出版する。
作家を志す方であれば、誰しもが願うことであり、理想のサクセスストーリーともいえるでしょう。
     
しかしながら現実は厳しい。

才能があったとしても、掴めない夢はあるものです。紙の本が売れなくなって久しい昨今。書き手は増える一方で読み手は減少し飽和状態です。     
それでも諦めずに行動し続けた者にのみ、神様は微笑むのではないでしょうか。

彼女も、商業出版という夢は現時点で叶ってはおりません。しかしながら、『作品を本として世に出す』夢は掴みました。
     
出版社も丁寧に調べあげ、最終的に代表の方が詩人でいらっしゃる、『竹林館』に依頼を決めたとのこと。

他力本願ではなく自助努力は、何においても必要不可欠。「願えば叶うんでしょ」最近の引き寄せブームにあぐらをかいて、努力もせずただ待っているだけでは、運命にもそっぽ向かれてしまいます。
    
行動することが大切なのだと思います。
   
作品を創りつづけたことも素晴らしいですし、自力で夢を掴んだことに敬意を表します。なにごとも続かない私からすれば、尊敬に値するのです。

彼女から詩集が献本として届けられました。優しく温かく美しい装丁の、素敵な詩集でした。作品ひとつひとつに愛が感じられ、じ~んと胸が熱くなってくるのです。

ああ、彼女はこういう生き方をしているんだなあ、とか。日々の中で幸せや楽しみを見つけるのが上手な人なんだなあ、とか。当たり前の日常が、とても愛しくなってくる作品でした。

出版元やAmazonでも販売しております。
よろしかったらサイトを覗いていただけると嬉しい。

『小さな幸せ×1000=大きな幸せ』 白鳥 鈴奈著



『小さな幸せ×1000=大きな幸せ』
白鳥 鈴奈著 竹林館出版

www.chikurinkan.co.jp


Amazonで見る

商業出版というカタチではないものの、どのようなカタチであれ『夢』を叶えた彼女は今、幸せを噛みしめていることでしょう。

それに、出版された本を見て商業出版につながることもあります。そういう作家さんは案外多い。

ここからまたスタート。
夢への道はまだまだ続いているといえますね。

【蛇足】
実は今回の出版にあたって、ほんの少し編集に携わっております。
膨大な作品の中から詩集に収める作品を、何か月にもわたって選び抜き、作品の並びまでをお手伝いさせていただきました。

小タイトルも(仮)でつけたものが、採用されたようです。当初、本に入れるつもりはなく、ファンからのメッセージとして添えた文章も、巻末に掲載していただき帯にもなっております。(吃驚)

本好きの私としましては、幸せな機会を与えてくださった彼女に感謝するとともに、心からの祝福を贈ります。

おめでとうございます。