自分をご機嫌にするヒント

人生にはデコボコがつきもの。自分をご機嫌にする方法を見つけて、楽しく生きるヒントをご紹介。

目標のハードルを下げてみる

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才能あふれる人に憧れます。継続できる人に敬意を抱きます。どちらも自分に欠けているものだから。けれど羨んだり、妬んだりすることはないんですね。人にあって自分にないものを探せばキリがない。今あるものに目を向けるほうが、気持ちも楽になれますし。

 

私は自分に、メープルシロップくらいの寛容さをあげるようにしています。甘いんだけど、甘ったるくない程度の甘さ。たとえば目標を立てたとして、完璧を目指そうとすると、苦しくなるし先も見えなくなってしまいます。だから、ほんの少しだけハードルを下げてあげるんです。

 

継続が苦手だけれど、毎日はできなくても、一週間に1度なら続けられるかも。それも無理なら一ヶ月に1度。という風に可能性の人参を鼻先にぶらさげてあげる。そうすると『できないかも』という挫折が『できるかも』という希望に変わるから不思議。

 

ブログ更新も、開設した当初は「よ~し、毎日更新するぞ!」と意気込んでました。書くネタはたくさんあるし、書くことは楽しい。だからきっと毎日できるはず。と思っていました。

 

ところが、そうは問屋がおろさないわけですよ。私は夢中になれることは少ないけれど、好きなことは沢山あります。やりたいこと、やってみたいことは山のごとし、なわけです。ですからひとつのことに集中できない。

 

ブログ書こうかな、いや、歌の練習をしてからにしよう。そろそろ書こうかな、でも絵も描きたいしな。なんて感じで興味の対象が目まぐるしく移る、浮気性なのでございます。我ながら呆れないでもないんですが、楽しいから反省の二文字が行方不明になってしまう。

 

そんなこんなで気づけば、ブログ更新がすっかり滞っている状況に陥ります。ああ、やっぱり私に継続を求める方が無理なお話しなんだよ。誰にともなく呟きます。親にはこの性分をずいぶんと嘆かれました。

 

「何とかした方がいいじゃない? 飽き性なところ」と、私なりに軌道修正を図ったことは何度かありましたよ。でも自分を嫌いになったことは、不思議とないんです。おめでたい性格でよかった。めげない、くじけない、立ち直りが早い。これ最大の長所。

 

たまにしか更新しなくても、書きたくなったらまた書けばいい。これくらいの気軽さを持っていたほうが、結局は長く続くんですよ、私の場合。継続がどれくらいのスパンなのか、基準もひとそれぞれだと思うし。

 

毎日なのか、毎週なのか、毎月なのか、毎年なのか。

 

オリンピックだって4年に一度の開催でしょう? でも継続されてる一大イベントですよね。だったら、期間は少々大目に捉えてもいいのではないか。と私は思う次第です。あまりにハードルを下げ過ぎると、今度はモチベーションを保つのに苦労します。ですから、自分のやる気と根気に相談してもらって、ちょうどいい期間を設定すればいい。

 

そんな結論に至った私は、今こうしてまた書きたい衝動の赴くままに、ブログ記事を書いております。いつまで続くかは謎ですけれど、「しょうがないな~」と温かいお心で、たまに訪問してくださると小躍りして喜びます。

 

【蛇足】

イラストと内容は全く関係がありません。
あしからず。