アートでマインドフルネス効果ゼンタングル
瞑想効果があるゼンタングル
皆さんは『ゼンタングル』をご存知ですか? 私は1ヶ月くらい前に知りました。絵心がなくても描ける技法ってないのかな、とグーグル先生に伺いを立てたところ、発見したのです。絵を描きたいもののデッサン力ゼロ、空間把握認識力ゼロな私は、現実にあるものが描けない。ですからイメージ画、抽象画っぽいものにチャレンジしようと思ってのことでした。
そこでたどり着いたのがゼンタングル! なんじゃこりゃ、って最初は思いましたね。でも意味を知って納得。パターンを真似して描き込んでいくとアートになるという仕組み。素人の説明ではわかりにくいでしょう。関心がある方はこちらのサイトを参考にご覧下さいね。
https://www.craypas.com/products/lineup/detail/808.php
サクラクレパスさんのサイトから一部抜粋
ゼンタングル(Zentangle)は、簡単なパターンを繰り返し描くだけでどなたでも美しいアートが楽しめるメソッドです。
難しい技法は使いませんので、絵心がなくても大丈夫!
世界に一枚のあなただけのオリジナルアートが簡単に楽しめます。
“ゼンタングル“とは、禅Zen(禅)とTangle(絡まる)を合わせた造語で、“ヨガ”や“瞑想”のように、日常生活で取り入れるリラクゼーションの方法として、2004年にアメリカで考案されました。現在では、世界各国に2,100名以上の認定講師が生まれ、国の枠を越えて普及し、日本人認定講師は16名誕生しております。(※2016年10月時点)
ストレス解消効果
ゼンタングルいいな、と思ったのですけれど、見たものを描くスキルがない私には向きませんでした。ですからゼンタングル自体はやっていません。けれど楽描きを始めてから、ストレスフリーになりましたね。というのも、無心で描いているから、余計なことを考えないんです。
ゼンタングルも同じ効果があります。ひたすらパターンを描き込んでいくうち、時間を忘れて熱中するみたいです。お手本があって真似することが好きな人なら、ゼンタングルはおすすめ。私と同じように形を認識できないタイプはどうかな。一度試してみたらいいかもしれません。案外、訓練になって認識能力が身に付く可能性もありますから。
子どもは対応力があるので、すぐにできるようになるそうですよ。アメリカでは学校教育にも積極的に取り入れているのだとか。大人のように固定概念がない分、新しいパターンをどんどん作ったり、絵をつなげていくこともできるんでしょうね。羨ましい限りです。
ペン一本と紙だけの手軽さが魅力
絵を描こうとする場合、画材が必要になってきます。水彩絵の具などは特に片付けが面倒。でもこのゼンタングルはペン一本でいいんです。専用のペンと用紙もあるようですけれど、なんでも良いと思います。家にあるもので、手軽にすぐ始められることも魅力のひとつ。
パターン見本の本も出てますが、ネットで検索すれば簡単に見つかります。それをプリントアウトするか、もしくは写メを撮れば購入する必要はありません。見本通りでなくてもいいし、オリジナルで作ってもきっと楽しい。
パターンが上手くつながって描けるようになったら、色を塗ってみるものおすすめです。色鉛筆が簡単かなと思います。または黒ペンをカラーペンに変えてみるとか。バリエーションは自由自在。また違った雰囲気になって、楽しさも倍増。
専用のペンと用紙
専用のペンと用紙を使いたい方のために、少しだけご紹介しておきます。まずペンはミリペンと呼ばれる耐水性のペンの0.1㎜。細かい模様を描き込むのには細いペンが適しています。
用紙は公式専門用紙のホワイトタイルという、9cm四方の紙が薦められています。正方形でコースターぐらいの大きさですね。
ペンで描き込んだイメージはこんな感じです。
脳のトレーニング
はじめのうちは柔軟に描くことが出来ないと思います。パターンを真似するだけでも時間かかりそうですし。パターンを覚えたとしても、それをつなげてアートにしていく作業は予想以上に難しいかも。組み合わせ方、配置バランス、発想力が必要。したがって、継続していくことで、脳のトレーニングにもなりそうです。
でも上手に描く必要はないわけですから、自由にのびのび楽しむことが一番でしょう。線がゆがんでも、カタチにならなくても、とにかくペンを動かしていくことがポイント。下描きなしの一発勝負です。正解も不正解もありませんから、どんどん描いていきましょう。
私の友人もすっかりはまっています。仕事のことも、子どものことも、なんにも考えなくてすむから、頭が空っぽになってスッキリするそうです。しかも、寝つきもよくなって、しっかり睡眠がとれるというおまけつき!
ほかに趣味もなくストレスが溜まっている方は、ゼンタングル試してみる価値はありそうですよ。